レトロな雰囲気の居酒屋「昭和食堂」などを展開する海帆<3133>が、M&Aによる事業拡大に乗り出した。
業績が振るわなかったところに、コロナ禍が加わり、5期連続の赤字に陥っているが、M&Aによる新業態の取り込みで、経営再建を目指す作戦だ。
同社では2023年3月期を「事業拡大に向けた基盤の構築」期、翌年の2024年3月期を「事業拡大」期と定めており、この7月には「すずの邸」「鳥魚門」「桂」などのブランドで居酒屋19店舗を展開しているSSS(東京都千代田区)を、約6億3000万円を投じて子会社化したばかり...
単発や短期などの多様な働き方を希望する人と、企業の求人需要とを、インターネットを活用して結び付ける事業を手がけるギグワークスが、5年ぶりにM&Aに踏み切る。その狙いとは。