戸田工業(株)(以下「戸田工業」)は、ドイツのBASF SEを中心とするグループの日本法人であるBASFジャパン(株)(以下「BASF」)との間で持分譲渡契約を締結し、BASFグループとリチウムイオン電池正極材事業に関する合弁事業を行うことを決議した。戸田工業は、子会社として設立を予定している合同会社に対して、戸田工業及び特定子会社である戸田マテリアル(株)(以下「TMC」)からリチウムイオン電池正極材事業を現物出資により移転したうえで、戸田工業及びTMCの出資持分のうち合計66%をBASFまたはBASFが新設する子会社に譲渡するとしている。

BASFグループは、主に化学品、プラスチック、高性能製品、農業関連製品、石油・ガス等を製造販売しており、正極材料及び電解液についても取り組んでいる。既にグローバルにリチウムイオン電池の部材製造設備を有しており、兵庫県等に最先端の当該電池に係る研究施設も設置している。戸田工業としては、戸田工業が提供するリチウムイオン電池正極材事業とBASFグループのリチウムイオン電池の知見はもとより、世界規模の原材料の調達力、販売網、またBASFグループの卓越した資本力とが合弁事業に結集することによるシナジー効果で、リチウムイオン電池市場における成長の鍵である製品開発、性能、コスト、供給規模・能力を強化し今後一層グローバルに拡大する市場に的確に対応することができるとしている。

持分譲渡価額は102億円。

出資持分譲渡予定日は2015年2月27日。