【アサヒグループHD】超大型買収相次ぐ「南半球戦略」の勝算は

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大型買収のツケは回ってくるか?

アサヒの海外売上高比率は15年12月期の13.5%から3年後の2018年12月期には32.0%と急伸しているのだ。本業の儲けを示す営業利益では、海外売上高比率を大きく上回る約半分が海外事業によるもの。「海外市場で高級ビールを売る」戦略は、現時点では当たっているといえるだろう。

今回のCUB買収で豪州事業のEBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前・その他償却前利益、営業キャッシュフローの金額に近い)は約1000億円と欧州事業に並び、同約2000億円の日本事業を含めて世界3極体制が完成する...

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