エレクトロニクス商社の加賀電子<8154>が2019年1月1日に同業の富士通エレクトロニクス(横浜市)を子会社化した。グループ売上高は5000億円規模となり、業界トップのマクニカ・富士エレホールディングス<3132>とほぼ肩を並べる。規模拡大によって商社ビジネスの競争力を向上させるとともに、海外を中心にEMS(電子機器受託製造サービス)ビジネスの成長を加速する。
富士通エレクトロニクスの子会社化は今後予想される業界再編に備え、主導権を確保する狙いも込められている...
大塚ホールディングスが海外企業のM&Aに力を入れている。2013年に買収した米国のバイオベンチャー・アステックス社を皮切りに2018年までに5件のM&Aを実現した。