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楽天が携帯事業で苦戦しているのは「平成のビジネス感覚」だったから

※この記事は公開から1年以上経っています。
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楽天はなぜ携帯事業でつまずいたのか?(写真はイメージ)

携帯苦戦の理由は「平成」のままのビジネス感覚

そもそも楽天の携帯事業が苦戦しているのは、基地局の整備費用のせいではない。ビジネスモデルが古いのだ。自前の携帯電話回線を整備して利益を上げられたのは、携帯キャリアがドコモの「iモード」をはじめとするモバイル通信の情報プラットフォームを独占していた時代の話だ。

「ガラケー」と呼ばれるフューチャーフォン全盛期が、そのピークだった。携帯キャリアはアプリや情報サービスを提供する事業者からプラットフォーム使用料金、携帯ユーザーからデータ通信料金を「両取り」して莫大な利益を上げることができた...

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