道路舗装業界のM&A、大手勢から中堅・中小クラスにも波及
道路舗装業界のM&Aがここへきて中堅・中小クラスに波及している。戸田建設が2月末に系列の戸田道路(東京都中央区)を完全子会社化したのに続き、佐藤渡辺は3月31日にあすなろ道路(札幌市)を傘下に収める。
M&A Online
| 2023/3/29
2023.03.29
ステーキ店「ステーキ宮」などを運営するアトム<7412>と、立ち食いのステーキ店「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービス<3053>の両社が、そろって営業損益が黒字転換する見込みだ。
アトムはコロナ禍の影響で2021年3月期に赤字に転落して以来3期ぶりに、ペッパーフードサービスは過剰出店による業績不振にコロナ禍が重なって2019年12月期に赤字に転落して以来5期ぶりに、本業のもうけを示す営業損益が黒字化する。
コロナ禍の影響が薄れてくる中、子会社の売却や人員削減、不採算店の閉鎖などの取り組みの効果がようやく出てきた格好だ...
道路舗装業界のM&Aがここへきて中堅・中小クラスに波及している。戸田建設が2月末に系列の戸田道路(東京都中央区)を完全子会社化したのに続き、佐藤渡辺は3月31日にあすなろ道路(札幌市)を傘下に収める。
大手企業を中心に賃上げ機運が高まる中、中小企業に賃上げをしないと倒産する懸念が浮上してきた。賃上げをしないことで、従業員が他の企業に移り、人材不足に陥った結果、倒産に至るというものだ。
新型コロナウイルス感染症の患者数が増加傾向を示す中、大きな影響を受けてきた飲食業が、さらに厳しい状況にさらされている。倒産件数が9カ月ぶりに増加し、業界再編の動きが垣間見られる。