「資生堂」と「花王」回復の足取りに差が
コロナ禍の影響で過去3年振るわない状況が続いている化粧品大手の資生堂と、トイレタリー(石けん、シャンプー、洗剤、おむつなど)や化粧品などの大手の花王で、業績回復に差が現れてきた。
M&A Online
| 2023/3/15
2023.03.15
ビール大手のアサヒグループホールディングス<2502>とキリンホールディングス<2503>の両社がコロナ後の新たな成長軌道に入ったようだ。
キリンは2022年12月期に売上高、営業利益がコロナ前の2019年12月期を上回り、2023年12月期も増収増益を見込む。アサヒはキリンよりも1期前の2021年12月期に2019年12月期の数字を上回り、2022年12月期、2023年12月期と3年連続で増収増益になる見込み...
コロナ禍の影響で過去3年振るわない状況が続いている化粧品大手の資生堂と、トイレタリー(石けん、シャンプー、洗剤、おむつなど)や化粧品などの大手の花王で、業績回復に差が現れてきた。
2022年に全国のスーパーで買い物をした人の支払い額が前年比2%減少した。値上げに伴う支払の平均単価が4%上がったのを、購入品数を6%減らすことで、総支出を抑えた格好だ。
地場スーパーの倒産が急増している。東京商工リサーチによると2022年は1-11月に22件の倒産があり、2021年の年間件数(11件)の2倍に達している。
2022年はサーチファンド(個人が投資家からの資金援助を受けM&Aによって経営者になる仕組み)の活動が本格化した「サーチファンド元年」と言ってよさそうだ。