電気自動車(EV)の基幹部品である車載電池でトップを独走する中国CATL(寧徳時代新能源科技)。2011年12月に創業したリチウムイオン電池ベンチャーで、2017年にはパナソニック<6752>を追い抜き、車載電池市場で世界一となった。その技術の「源流」は日本企業にあるという。
CATLを立ち上げた曾毓群会長と黄世霖副会長は、1999年に創業した家電用リチウムイオン電池メーカーである香港ATL(アンプレックステクノロジー)の出身...
Ciamoは崇城大学発のバイオベンチャー。崇城大学大学院工学研究科博士後期課程応用生命科学専攻に在学中の古賀碧社長が学生起業し、農地などでの土壌改良に役立つ光合成細菌培養キット「くまレッド」の開発を手がける。その起源は地域課題の解決だった。
物流ITシステムのHacobuが、第三者割当増資で7社から約9億円超の調達に成功した。物流ビッグデータ活用に向けた体制を強化するのが狙い。野村不動産グループのNREGイノベーション1号投資事業有限責任組合や豊田通商などが増資を引き受けた。
MabGenesis(マブジェネシス、横浜市)は宮崎大学・藤田医科大学(愛知県豊明市)発の創薬ベンチャー。宮崎大の血液がんに関する研究と藤田医大の抗体に関する研究をベースに、科学技術振興機構(JST)の大学発新産業創出プログラム(START)助成を得て2019年6月に設立した。