クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」を運営するマクアケが、12月11日にマザーズ市場に新規上場します。2013年5月に、サイバーエージェント<4751>の100%子会社として設立。現在8期目の若い会社です。

4期目で赤字を脱出し、5期目で4300万円、6期目で1億1200万円の純利益を出しました。2018年9月期の売上高は9億5800万円です。

クラウドファンディングという注目度の高い分野での日本初上場となりました。

調達した資金15億円で市場拡大を狙う

Makuake Global Plan
海外企業が日本市場で展開するプロモーションをバックアップ(画像はプレスリリース)

マクアケの想定株価は1,550円です。公募株数が980,000株、売出株数が1,946,700株。市場から吸収する金額は45億3600万円となります。売出株分の30億円は既存株主のものとなるので、マクアケが調達する金額は15億円前後と予想できます。

この資金は、主にプロモーション費用が中心になると考えられます。なぜなら、まだまだ市場規模が小さいためです。

矢野経済研究所によると、2018年のクラウドファンディングの市場規模は2045億円。前年が1700億円でした。20%増の急拡大をしています。ドローンの市場規模が1000億円(インプレス総合研究所)ですので、その倍にまで成長していることがわかります。

しかし、これには落とし穴があります。

クラウドファンディングは大きく5つに分類されます。購入型、寄付型、ファンド型、貸付型、株式型です。マクアケは購入型に分類され、その市場規模は全体の6%(122億円)ほどなのです。

競合のCAMPFIREが、2019年4月に女優ののんさんを起用したテレビCMを放映しました。スタートアップ企業がテレビに広告を出すのは異例です。これは企業の認知度を拡大すると同時に、市場規模拡大を狙ったものと考えられます。