日本クラウドキャピタル(東京都品川区)は事業計画書や資本政策を簡単に作成できるツール「FUNDOOR」を開発、無料提供を始めた。多くの起業家を誕生させ、企業の成長を支援するのが狙い。 

日本クラウドキャピタルはクラウドファンディング「FUNDINNO」を展開しており、個人投資家が非上場企業に直接投資し、投資先企業がIPO(新規株式公開)やM&Aを行うことで、キャピタルゲインが個人投資家に入る仕組みを作っている。 

FUNDOORで起業や成長を支援することで、クラウドファンディング事業との相乗効果を見込む。 

 財務3表も同時に作成

FUNDOORは売上高や人件費、諸経費、設備投資などの項目に数値を入力すれば、売上高やキャッシュ残高、利益、販管費などがグラフに表示され、同時に貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の財務3表が作成される。 

入力は質問に答える形で簡単に行えるため、最短5分で事業計画書ができ上る。また事業計画と資本政策が連動しているため、簡単に資本政策が作れ、これら作成した資料を投資家と共有することができる。 

今後、資本政策シミュレーションや増資手続きのワンストップサポートなどを加え機能を拡張していく。 

日本のスタートアップ企業に対する投資は米国や中国に比べて少ない状況にある。日本クラウドキャピタルは、起業側が資本政策について知識や経験が乏しいのが要因の一つと考え、難しい資料作りを簡単に行えるようにした。

文:M&A Online編集部