2019年に100社の会員企業の中から2、3社のIPO(新規株式公開)と、10社のM&Aを見込む一般社団法人日本スタートアップ支援協会(大阪府池田市)。協会が発足してまだ3年ほどだが、着実に成果をあげつつある。代表理事の岡隆宏さんに成功のポイント聞いた。
-最近のスタートアップ企業はどのような分野が多いのですか。
「今年入会した企業の3 分の1くらいはSaaS(サース=サーバー側のソフトウェアを、ネットワーク経由で、利用者が使用するサービス)モデル...
秋元康氏がプロデュースするスマホゲーム「神の手」の企画開発をしていたブランジスタゲームが、ネクシィーズに1円で譲渡された。有名アイドルの出演、課金率100%をうたい、リリース時は1200億円の売上が見込まれると豪語。株価をつり上げました。
慶応大学発のベンチャー企業で、人工クモの糸の工業化を推進するスパイバーが、クールジャパン機構などを引受先とする第三者割当増資を実施。50億円を調達しました。調達した資金で対に大型工場を新設。現在の100倍規模となる大量生産に布石を打ちます。
IoTの「and factory」が9月6日にマザーズに新規上場します。想定価格は2470円。オーバーアロットメントを含めると21億円規模の中型案件。2014年設立で2017年8月期の経常利益が2億2300万円と優良企業。人気が出そうです。