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【6月M&Aサマリー】前年比22件増の73件、キリンはミャンマー合弁の全株売却で合意

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キリンホールディングスの本社(東京・中野)

キリン、懸案のミャンマー合弁問題に決着

売却案件で注目されたのはキリンホールディングスだ。ミャンマー国軍系企業と合弁で運営するビール子会社のミャンマー・ブルワリー(MBL、ヤンゴン)の売却問題が決着することになった。昨年2月に起きた国軍によるクーデターを受け、早期の合弁解消とミャンマー撤退を模索してきたが、合弁会社側がキリンから自社株を買い取る形で最終的に合意した。売却金額は約224億円。売却時期は未定だが、早期実現を目指す。

MBLはミャンマー最大手のビール会社で、キリンは2015年に約700億円で子会社化した...

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