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【VTホールディングス】新車販売「冬の時代」に成長する力とは

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あるか?トヨタ系ディーラーとのM&A

トヨタ系販社のM&Aに乗り出せるのか?(Photo By 掬茶)=写真と本文は関係ありません

祖業の国内自動車も大きなチャンスを迎えている。トヨタは2018年11月1日に開く販売店代表者会議で、販社の一本化と国内販売モデルの半減を正式に表明する方針だ。

当然、販売会社は浮足立つ。トヨタ販社の多くは「地元の名士」といわれる有力企業が母体。販売減で経営が立ち行かなくなる前に、傘下の販社を売却して連結企業から切り離そうとするだろう。

ホンダ系販社として創業し、チャンネル統合で業績が悪化した日産系販社を買収して国内自動車販売台数を伸ばしてきたVTホールディングスだけに、トヨタ系販社とのM&Aにも乗り出すとみられている。一方、トヨタが複数の自動車メーカーの販売を手がける巨大な独立系ディーラー誕生を嫌い、VTホールディングスによる買収に「待った」をかける可能性もある。

だが、国内新車市場が縮小するなかでディーラーを健全な形で運営するためには、自動車メーカーの枠を超えたメガ(巨大)ディーラーの登場に期待するしかない。VTホールディングスがトヨタ販社をM&Aで飲み込めるかどうかが、国内自動車販売の命運を左右すると言ってもいいだろう。

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