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【双葉電子工業】M&Aで次世代の「芽」を創造する老舗メーカー

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双葉電子工業<6986>は蛍光表示管(VFD)や有機ELディスプレー、タッチセンサー、複合モジュール、産業用ラジコン機器、ホビー用ラジコン機器などの電子デバイスをはじめ、金型用器材やプレート製品、成形合理化機器などの生産器材などを手がける製造業。これだけ幅広い製品を提供できるようになった理由はM&Aだ。

双葉電子工業の主力製品であるVFDモジュール
双葉電子工業の主力製品の一つ「VFDモジュール」(同社ホームページより)

真空管メーカーとして誕生

双葉電子工業の創業は1948年2月。ラジオ受信用真空管メーカーとして誕生した。最初の本格的なM&Aは1962年10月に実施したユニーク精工の買収だ。同社従業員の雇用も継続して双葉電子工業社内に精機部を新設、プレス金型用部品の製造・販売を始めた。その後は海外に連結子会社を多数設立するものの、長らくM&Aには手を出さなかった。

バブル崩壊後の1993年12月になって、模型用エンジンのトップメーカー小川精機を買収。これは1962年に参入し、現在は主力業務の一つとなっているラジコン機器の送信機・受信機部門とのシナジー効果を期待したものだった。その後は再び海外での子会社展開に傾注する。

21世紀に入ると、双葉電子工業のM&Aに「スイッチ」が入る。2004年10月には1972年9月に立ち上げ、30年以上の歴史があったデジタル位置読取装置事業をサムタクに譲渡。その一方で2006年1月に韓国で生産器材製品の製造・販売を手がける三一メガテック(現・起信メガテック)を買収し、連結子会社化した。2008年10月には生産器材製品メーカーのサツキ製作所と販売会社のサツキ機材を買収、両社を合併したサツキ機材を連結子会社化している。

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