ビューティガレージ<3180>が美容商社として存在感を急速に高めている。「IT」+「直販」という流通モデルは2003年の会社設立当初、異端扱いされたが、理美容室やエステティックサロン、マッサージ店、ネイルサロンなどの美容サロンの支持を獲得し、今や業界標準となった。
美容商材のネット通販最大手に成長した同社が新たに掲げる目標は「アジアNo.1のIT美容商社」。昨年、初めての海外M&Aに取り組むなど布石づくりが着々進行中だ...
スシローグローバルホールディングスは回転寿司チェーン業界首位の「スシロー」を展開するあきんどスシローの親会社だ。そのスシローGHDだが、業界トップ企業でありながら何度も「身売り」を経験している。その原因は「オーナー経営者一族の内乱」だった。
東海カーボンが昨年来、M&Aのラッシュをかけている。米国と韓国でカーボンブラックメーカーなど3社を立て続けに買収した。買収資金は約550億円と直近売上高の半分強。今年は創立100周年の節目。次の100年に向けての“仕込み”は万端整ったのか?
「2020年に人材領域でグローバルNo.1になる」との目標をかかげるリクルートホールディングスの戦略がはっきりと見えてきた。峰岸真澄社長兼CEOがM&Aに積極的な姿勢を表明。最後の仕上げにM&Aが大きな役割を果たすことになりそうだ。
中部電力が「電力再編」の荒波に飲み込まれている。再編相手と目されているのは国内電力最大手の東京電力HD。東電との合弁企業であるJERAは2019年4月に火力発電事業の一本化に踏み出す。中部電と東電の本体同士の経営統合も現実味を帯びてきた。