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【リコー】「再成長」へM&A投資 2000億円

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東京・銀座のランドマーク…リコー創業者・市村清ゆかりの「三愛ビル」

リーマンショック前、米国で大型買収が続く

ここでリコーのM&Aの歩みを振り返ってみよう。1990年代から活発化し、米国や英国、香港、中国のOA機器販売会社を相次いで買収した。2007年には米ダンカ・ビジネス・システムズの欧州のOA機器販売網(現リコー・ヨーロッパ・ホールディングス)を約240億円で買収。

さらにリーマンショックが起きた2008年には既述の通り、米アイコンオフィスソリューションズを約1600億円の巨費を投じて傘下に収めた。好調な業績を背景に攻めの姿勢を鮮明にした大型M&Aだった...

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