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東京センチュリーは、自動車リース事業のオリコオートリース(OAL、東京都台東区。売上高885億円、営業利益32億6000万円、純資産145億円)、小口リース事業のオリコビジネスリース(OBL、同。売上高222億円、営業利益6億9200万円、純資産24億円)の2子会社を、折半出資相手のオリエントコーポレーションに譲渡することを決めた。オリコとの間でかねて事業戦略と体制面の再構築を検討していた。OAL、OBLがそれぞれ実施する自己株取得に東京センチュリーが応じる形。譲渡価額は2社分合計で60億円(うちOAL分48億円)。譲渡予定日は2023年9月29日。
オリコと東京センチュリーはリテール(個人)分野のリース需要への対応を目的にOALを2008年に、OBLを2015年に折半出資で設立した。OAL、OBLの両社に対し、オリコは営業・審査・保証業務を担当し、東京センチュリーはリース事業に関するノウハウなどを提供。これまで両社について、東京センチュリーは子会社、オリコは持ち分法適用関連会社としていた。
計画によると、OAL、OBLが東京センチュリーの保有株のうち一部をそれぞれ自己株取得する。これに伴い、現在50%の東京センチュリーの持ち株比率はOAL34%、OBL20%に低下する。一方、オリコの持ち株比率はOAL66%、OBL80%となり、両社を子会社化する。
オリコは従来型の信販モデルからの発展的な脱却を掲げており、その一環。所有から利用へとシフトする中、リース事業を重点領域と位置付けている。とりわけ、脱炭素の観点からEV(電気自動車)や充電設備などの市場拡大とともに、リース需要が一層膨らむとみている。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
2018年4月27日 |
神鋼不動産(株)
|
69,700
|
|||||
2 |
2016年2月22日 |
CSI Leasing, Inc.
|
Kenneth B. Steinback氏(CSI Leasing, Inc. Chairman)、E. William Gillula氏(CSI Leasing, Inc. Vice Chairman&CEO)、その他個人株主83名
|
23,000
|
||||
3 |
2013年5月8日 |
ニッポンレンタカーサービス(株)
|
非公表
|
非公表
|
||||
4 |
2010年6月21日 |
(株)IHIファイナンスサポート
|
1,512
|
|||||
5 |
2018年11月14日 |
(株)アマダリース
|
非公表
|
|||||
6 |
2013年3月29日 |
日本カーソリューションズ(株)
|
東京オートリース(株)
|
|