【2018年M&A】へルスケア分野は買収金額が急増
2018年のヘルスケア分野は2017年に比べ買収金額が急増した。武田薬品工業によるアイルランドの製薬会社シャイアの買収金額が日本のM&A史上過去最高の7兆円と高額だったためだ。
M&A Online
| 2018/12/20
2018.12.20
東証の「適時開示」ベースで、2018年の企業別のM&A(企業・事業の買収または売却。グループ内再編は除く)件数ランキングを12月28日時点でまとめたところ、10件を手がけたソフィアホールディングス(HD)が最多だった。10件中、買収は9件で、いずれも調剤薬局が対象。同社はインターネット関連事業を主力とするが、近年、M&Aをテコに経営の軸足を健康医療事業に移しつつある。
2位はマッチングサイト運営を主力とするシェアリングテクノロジーの9件で、すべてが買収案件。対照的に、経営再建中の東芝は5件がそろって売却案件だった...
2018年のヘルスケア分野は2017年に比べ買収金額が急増した。武田薬品工業によるアイルランドの製薬会社シャイアの買収金額が日本のM&A史上過去最高の7兆円と高額だったためだ。
太陽光売電事業者の買収ニーズが活発化している。固定価格買取制度初期の高い価格で売電する権利を持つ事業者は、今から売電事業を開始するよりもはるかに高い額で余剰電力を売ることができるからだ。