やまやとチムニーは29日、日鉄住金物産から、居酒屋チェーンを運営するつぼ八(東京都中央区。売上高75億7000万円、営業利益1億1800万円、純資産20億6000万円)を買収すると発表した。日鉄住金が所有するつぼ八の株式(97.8%)のうち、やまやが53.8%を取得し子会社化するとともに、やまや傘下のチムニーが34%を取得し持ち分法適用関連会社とする。

つぼ八は「つぼ八」「伊藤課長」など居酒屋を中心に241店舗(直営52店舗、フランチャイズ店国内175店舗・海外14店舗)を展開している。1973年に「つぼ八」1号店を札幌市内に出店したのが始まりで、北海道や郊外の店舗が多い。

やまやは酒類・輸入食品を中心とする酒販店を全国で330店舗を持つほか、2013年に子会社化したチムニーが「はなの舞」「さかなや道場」など居酒屋を全都道府県に747店舗(うち直営344店舗)展開する。つぼ八とチムニーの店舗を合計すると988店舗となり、国内居酒屋チェーン有数の規模となる。地域的に補完関係にあることに加え、物流、商品供給、メニュー作成、店舗営業などで事業シナジー(相乗効果)が期待できると判断した。

取得価額は非公表。取得予定日は2018年11月30日。