アジアでM&Aが急増「イントラリンクス」が世界のM&A件数を予測
バーチャルデータルーム(VDR)を手がけるイントラリンクスが世界のM&A動向を予測した結果、2019年第1四半期のM&A件数は、アジア地域で前年同期比14%増と急増する見通しだ。
東京証券取引所の「適時開示」ベースで、2018年11月の買収件数は59件と前月を10件下回った。ダイキン工業がオーストリアの冷凍・冷蔵ショーケース大手AHTを1145億円で子会社化するのが最大案件で、これを含めて日本企業による海外企業の買収は8件だった。一方、売却件数は15件と9月(18件)に次ぐ今年2番目の高水準だった。
また、1~11月までで買収と売却を合わせたM&Aの総開示件数(買収側と売却側の双方が開示したケースは買収側でカウント)は1~11月で704件となり、このままのペースでいけば、2018年全体として前年(約750件)と上回る公算が大きい...
バーチャルデータルーム(VDR)を手がけるイントラリンクスが世界のM&A動向を予測した結果、2019年第1四半期のM&A件数は、アジア地域で前年同期比14%増と急増する見通しだ。