長崎ちゃんぽん店や、とんかつ店を運営するリンガーハット<8200>が苦境に陥っている。コロナ禍で売り上げの減少に歯止めがかからないのだ。
このため同社では役員報酬減額の延長を発表したほか、固定資産の売却による特別利益の計上や収益改善が見込めない店舗の閉店を進める計画などを明らかにしている。
さらに2017年3月に締結した体操の内村航平選手との所属契約についても「想定をはるかに上回る業績悪化」を理由に2020年12月末に打ち切った。
これら対策の効果はどのように現れるだろうか...
中華料理の日高屋などを展開するハイデイ日高の2021年2月期は、営業、経常、当期の全段階で損益が赤字に転落する。多くの外食店が苦境に立たされており、中華料理もコロナ禍に屈した格好だ。
コロナ禍で2020年5月期に当期赤字に転落した、回転寿司「すし銚子丸」を運営する銚子丸<3075>の業績回復が鮮明になってきた。2021年5月期第2四半期決算で当期利益が従来予想の2倍近くになった。