UTグループは、ベトナムで人材派遣会社を傘下に持つGreen Speed Joint Stock Company (GS社、ビンズオン省)の株式51%を取得し、子会社化することを決めた。ベトナムは中国に代わる製造拠点として日系、韓国系企業を中心に企業進出が活発化し、人材派遣サービスへの需要が高まっている。取得予定日は2020年4月中旬。取得価額は買収時点で約11億9800万円(別にアドバイザリー費用約3700万円)、その後の業績状況に応じて最大約17億6700万円になる。

GS社はGreen Speed(売上高31億4000万円、営業利益2600万円、純資産1億1900万円)と Hoan Nhan(売上高1億3100万円、営業利益90万円、純資産4900万円)の2社を傘下に持つ。このうち、Green Speedはベトナム国内の製造業などに1万3000人以上を派遣し、国内に30カ所の採用拠点を持つ。

UTグループは日本国内の製造業に対して、主にベトナム人を対象とした外国人技能実習生の管理代行事業を展開している。現地の人材派遣会社と連携することで、これら実習生が帰国する前に就業先を確保することが可能になる。