迷走する「ゼロックス買収劇」−米メディアの報道は

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富士ゼロックス R&D スクエア 3(富士ゼロックス提供)

アイカーン氏の「勝ち」は、「勝利」とは言い切れず  

同5月14日の米ワシントンポスト紙は、米ゼロックスの大株主でアクティビストでもあるアイカーン氏、ダーウィン・ディーソン氏の表面的な「勝ち」について、解決したというより「むしろ多くの疑問が生まれる」としている。

経営統合の合意破棄は「行きつ戻りつした」和解交渉の果ての出来事だが、いま起こっていることは、米ゼロックスの未来に対する不確実性の「ほんの始まりにすぎない」とも指摘。「米ゼロックスの大株主たちが、株価を10%も下落させて実現した結果である」と皮肉った...

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