富士フイルムホールディングス<4901>の助野健児社長は5月18日、2018年3月期決算発表の席上、対立の構図が強まっている米ゼロックスとの統合について、「ベストなシナリオであることをぶれずに主張し、未来の価値を株主と分かち合いたい」と述べ、統合計画を撤回する考えのないことを強調した。
ゼロックスは14日(日本時間)に統合合意の破棄を発表したが、「(合意は)法的な拘束力を持ち、一方的な破棄には徹底して戦う。契約は生きている」とし、損害賠償を含む法的措置で対抗する方針を明らかにした...
武田薬品工業が6兆8000億円で、アイルランドのバイオ薬品メーカー・シャイアーを買収する。日本企業のM&Aとしては過去最高額。両社の売上高の合計は約3兆円となり、世界の製薬業界の10位以内に入る。