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【昭和電工】巨額買収で、化学の「川上から川下」までをカバー

※この記事は公開から1年以上経っています。
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黒鉛電極のM&Aで過去最高の営業利益を計上(同社ホームページより)

「多角化の成功」か、「選択と集中の失敗」か

日立化成は電池や電池材料、内外装部材など自動車向けが強いが、昭和電工の森川宏平社長は第5世代移動体通信(5G)化などで巨大テクノロジー企業が素材産業に関わる可能性があるとしてGAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)による買収を意識したとも語っており、買収によって新生・昭和電工の目指すべき方向が日立化成系の「自動車」と昭和電工系の「通信」の2つに分かれることになりそうだ...

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