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【昭和電工】巨額買収で、化学の「川上から川下」までをカバー

※この記事は公開から1年以上経っています。
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黒鉛電極のM&Aで過去最高の営業利益を計上(同社ホームページより)

1兆円に迫る巨額買収になった理由

これを受けて親会社の日立製作所は強気の売却交渉で臨んだ。三井化学<4183>をはじめとする総合化学メーカーや米投資ファンドなどが日立化成買収の1次入札に参加したが、買収額が折り合わなかった。2次入札で高値をつけた昭和電工が、ようやく買収にこぎつけた格好だ。

もう一つは、日立化成を買収するには完全子会社するしかなかったという制度上の事情がある。なぜか...

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