日本の食に欠かせない調味料の一つがソース。ウスター・中濃・とんかつソースに加え、お好み焼きやタコ焼きの専用ソースが定番化して久しい。一方で、嗜好の多様化や人口減少などを背景に市場の成熟化とともに、競争が一段と激化している。こうした中、業界を代表するトップブランド、ブルドックソース<2804>が14年ぶりというM&Aを繰り出した。局面転回となるのか。
傘下に収めたのは、広島風お好み焼ソースを主力とするサンフーズ(広島市)。10月7日付で、全株式を取得した...
小林製薬は2022年12月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画中に「大型M&Aの実行」を盛り込んだ。2019年12月期の数値目標の達成が確実視されることから、次のステージの目標が現実味を帯びてきた。