エコスは東京・多摩地区と北関東を地盤に、中堅スーパーマーケットとして地歩を着々と築いてきた。現在113店舗を展開する。本拠とする多摩地区から、北関東に店舗網を広げる原動力はほかでもないM&Aだ。ここ数年は手控えてきたM&Aだが、いよいよ再始動する。
エコスは昨年11月、埼玉県で食品スーパー15店舗を展開する与野フードセンター(さいたま市)を買収することで基本合意したと発表した。全株式を取得し、完全子会社化する内容で、今年9月の最終契約書締結を目指す...
小林製薬は2022年12月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画中に「大型M&Aの実行」を盛り込んだ。2019年12月期の数値目標の達成が確実視されることから、次のステージの目標が現実味を帯びてきた。