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【昭和電工】巨額買収で、化学の「川上から川下」までをカバー

※この記事は公開から1年以上経っています。
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黒鉛電極のM&Aで過去最高の営業利益を計上(同社ホームページより)

2019年12月、国内経済界に「激震」が走った。昭和電工<4004>が日立グループの「御三家」の一つである日立化成<4217>TOB株式公開買い付け)で買収すると発表したのだ。昭和電工は売上高や利益では日立化成を上回るが、発表時点での時価総額や従業員数でみれば同社の半分ほど。「小が大を飲む買収だ」と驚かれたのも無理はない。

ノンリコースローンで財務リスクを避けた

日立化成の親会社である日立製作所<6501>は、このTOBに賛同している...

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