アシックスが北米市場での巻き返しに向け、新たなM&Aを繰り出した。カナダの新興企業、ファストノースコーポレーション(オンタリオ州)からランニングレース登録サイト事業を約30億円で買収することを決めた。
前期(2018年12月期)は過去に買収した海外2子会社ののれん減損や国内外の不採算店舗閉鎖などで20年ぶりの最終赤字(203億円)に沈んだアシックス。経営改革の途上にあるが、足元の2019年12月期は最終黒字に戻し、本業のもうけを示す営業利益も5年ぶりの増加を見込む...
ヤフーとLINEの経営統合で注目されているZホールディングス(ZHD、旧ヤフー)。2019年には売り買いともにM&Aが加速している。旧ヤフー時代からM&Aで事業を拡大してきたZHDだが、このところの大型M&Aは事情が異なる。何が狙いなのか。
ストライプインターナショナルは衣料品の製造・販売を手がける国内3位のアパレルSPA企業だ。だが、成長余地が少ない国内アパレル市場は厳しい。2018年11月に予定していた株式上場を延期している。同社が成長を続けるにはM&Aを活用するしかない。
ヒューリックが不動産事業で新規領域の開拓にアクセルを踏み込んでいる。後発ながら、ここへてき攻勢を強めているのがホテル。6月、「浅草ビューホテル」など20ホテルを運営する日本ビューホテルを買収することを決めた。