【経営陣】 瀬戸社長は20代で起業、設立3年で株式公開

 RIZAPを創業した瀬戸健社長は1978年生まれ。2002年から個人事業としてパソコン販売を始めた。2003年に資本金900万円で健康コーポレーションを設立した。設立からわずか3年後の2006年に札幌証券取引所アンビシャス市場に株式を上場。M&Aにも積極的で多くのグループ会社の役員も兼任する。現在38歳と若い。経営陣に助言する経営諮問委員に、元経済財政担当大臣の竹中平蔵氏やシティグループ証券前副会長の藤田勉氏、一橋大学大学院特任教授の伊藤邦雄氏ら大物を招き、コーポレートガバナンスを強化している。

【株主構成】 高い創業オーナー比率、意思決定迅速に

RIZAPグループ大株主の状況

氏名又は名称 所有株式数(株) 持株比率(%)
CBM株式会社 44,343,600 34.8
瀬戸 健 37,514,000 29.4
瀬戸 早苗 5,808,400 4.6
鈴木 伸子 868,800 0.7
松村 元 662,800 0.5
松村 京子 566,400 0.4
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 511,100 0.4
松井証券株式会社 340,700 0.3
瀬戸 誠 308,400 0.2
健康コーポレーション役員持株会 293,600 0.2
91,217,800 71.6

2016年3月末時点、有価証券報告書より作成

 RIZAPの筆頭株主は瀬戸健社長が代表取締役を務める資産管理会社のCBM。第2位が瀬戸健社長本人で、第3位は瀬戸早苗氏(2016年6月の株主総会で健康コーポレーション取締役を退任)。3者を合計すると7割近くに達する。上場してもなお、創業オーナー社長が高い持ち株比率を維持していることから、トップダウンによる意思決定の速さがRIZAPの急成長の一因になっているとみられる。