【花王】異業種参入M&Aの雄が行った大型買収の効果は?
洗剤や紙おむつなどの生活用品事業で国内シェアトップの花王。化粧品事業拡大のため多額をかけて行った大型買収と、M&Aで得た効果について検証する。
M&A Online
| 2016/4/18
2016.04.18
警備会社として創業も
現在は新事業が半数近くを占める
セコム<9735>という会社は、何をしている会社だろうか? 多くの人は「警備会社」と回答するかもしれないが、実態はそれほどシンプルではない。
下図グラフを見ると分かるように、2000年当時は売上高の72%を 占めていたセキュリティサービス事業は、15年3月時には56%にまでその割合を減らしている...
洗剤や紙おむつなどの生活用品事業で国内シェアトップの花王。化粧品事業拡大のため多額をかけて行った大型買収と、M&Aで得た効果について検証する。
コダックに追い付け追い越せと猛烈な技術開発と営業活動を行った結果、ついに両者のシェアが逆転し、世界一の写真フィルムメーカーとなった富士フイルムの事業戦略とは?
トステムとINAXの統合、その後の子会社5社の合併を経てLIXILグループとなった。約14年で売り上げを2倍強にするには、M&Aを行わずには達成できなかったのではないか。その軌跡を辿る。