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【大和ハウス工業】電力小売りから介護、ロボットまで、M&Aで事業の多角化を進める

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※画像はイメージです

 一風変わったテレビCMで有名な大和ハウス工業<1925>。同社は1955年4月に奈良県で創業したことからこの社名を冠している。ヤマトではなく、ダイワと読むのは「大なる和を持って経営に当たりたい」との思いが込められている。大和ハウスの創業時の製品は「パイプハウス」であったが、今や売上高3兆円、経常利益2000億円に迫る巨大企業に成長した。街中を歩けば建設中のアパートや建物には“大和ハウス工業”が建設会社となっている表示を目にすることも多く、またホテルでもダイワロイネットホテルズは急拡大していて同社の躍進ぶりを肌で感じることができる。

 ここまで成長するにはM&Aが欠かせないところだが、意外にも同社がM&Aを本格化したのはここ最近のことである。2004年のグループ3社の完全子会社化以前は大規模なM&Aは行っていなかった。大規模なM&Aはこれ以降に加速している。業績もこれに合わせて急拡大している。

 04年3月期に売上高1兆2246億円、経常利益725億円であったのが、16年3月期には売上高3兆1929億円、経常利益2335億円と売上高は2.6倍、経常利益は3.2倍となっている。売り上げだけで見れば創業からおよそ50年かかったことが、その後のわずか12年でその1.6倍以上のことを成し遂げた計算になる。

 さらにこれを18年度(19年3月期)には売上高3兆7000億円、営業利益2800億円に引き上げるという中期経営計画を発表している。

■売上高・経常利益

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