理由はトヨタ側から見れば分かりやすい。トヨタは1997年に初代「プリウス」でHVを実用化した。HVの省エネ効果は絶大で、カタログ性能ではマツダのスカイアクティブエンジン搭載車を凌駕する(デミオの24.6km/Lに対し、アクアは38.0km/L)。HV搭載車種を増やすことで量産効果によるコストダウンも実現し、ガソリン車との価格差も縮まった。つまりトヨタにはHVがあり、ガソリンエンジンの燃費向上に力を入れる必要はなかったのだ。
さらにトヨタにはいわゆる「全方位開発」のポリシーがある...
米ゼロックスは5月13日、富士フイルムホールディングスによる経営統合合意を終結させると発表した。経営統合に反対していた大株主2氏と再度和解したからだ。統合計画は5月に入り、すでに二転三転を経ており、先行きについて予測が立たない状況だ。
米ゼロックスは3日、富士フイルムホールディングスによる買収計画を見直すとする大株主との和解案が失効したと発表した。和解案の合意を発表してわずか2日で白紙に戻る異例の展開だ。ジェフ・ジェイコブソンCEOら7人の経営陣は一転して留任することに。
2018年4月9日、日本サッカー協会はハリルホジッチ代表監督を解任すると発表した。その10日前の3月30日、中小型液晶パネルを製造するジャパンディスプレイ(JDI)は新たな経営再建策として約550億円の資金調達を発表。実はこの二つには意外な「共通点」がある。
美容健康食品の販売などを行う協和が、30代女性向けのメディア「wotopi(ウートピ)」をザッパラスから買収しました。協和は通販ブランド「fracora(フラコラ)」を展開。ウートピとフラコラのシナジー効果を狙っています。コンテンツマーケティングの新たな方向性を予感させます。