マツダが「トヨタに作れない」超省エネエンジンを投入できた理由

※この記事は公開から1年以上経っています。
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なぜトヨタは超省エネエンジンを作らないのか?

理由はトヨタ側から見れば分かりやすい。トヨタは1997年に初代「プリウス」でHVを実用化した。HVの省エネ効果は絶大で、カタログ性能ではマツダのスカイアクティブエンジン搭載車を凌駕する(デミオの24.6km/Lに対し、アクアは38.0km/L)。HV搭載車種を増やすことで量産効果によるコストダウンも実現し、ガソリン車との価格差も縮まった。つまりトヨタにはHVがあり、ガソリンエンジンの燃費向上に力を入れる必要はなかったのだ。

さらにトヨタにはいわゆる「全方位開発」のポリシーがある...

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