<シャープ買収>40歳以上が拒否される雇用システムを支持してきたのは誰か
シャープが台湾企業ホンハイに買収されましたが、ホンハイは買収の条件として「40歳以下の従業員の雇用の維持を約束」(言い換えれば40歳以上はリストラの対象に)しているようです。
いよいよ明日は「成人の日」。そこで、企業の中の新成人、2017年に創業20年を迎える会社の中から、私たちの生活になじみのある企業をピックアップしてみました。
■アサヒ緑健
福岡市に本社を構える健康食品の製造販売会社。「緑効青汁」などの青汁でおなじみです。自社で製作するドキュメンタリー番組もよくテレビで見かけるのでは?
■エキサイト<3754>
ニュースやブログ、翻訳・辞書などのサービスを提供するポータルサイトを運営。米Excite Inc.の日本法人として設立されました。2002年から、伊藤忠商事<8001>の子会社に。
関連リンク:【伊藤忠商事】「三方よし」近江商人のルーツに基づく伊藤忠商事の「非資源」戦略
■カカクコム<2371>
電化製品などの価格比較サイト「価格.com」や、口コミによるグルメサイト「食べログ」などのインターネット関連サービス事業を展開。昨年6月に畑彰之介氏が代表取締役社長に就任し、新たな経営体制へと切り替わりました。
関連リンク:【カカクコム】買収後の連携と資産の共有により、各サービスの成長を加速化
■クックパッド<2193>
料理レシピの投稿・検索サイト「クックパッド」などのインターネット関連サービス事業を展開。2014年からはM&Aを積極的に活用して、日本だけでなく海外へも進出し始めています。
関連リンク:【クックパッド】海外レシピ・サービス市場もM&Aで猛攻
■サイボウズ<4776>
グループウェアの開発や提供などを行う同社。愛媛県松山市で創業し、事業の拡大と共に大阪、東京へと本社を移転させてきました。現在では、日本マイクロソフトや日本IBMなどと並び、国内のグループウェア市場においてシェアトップ5に入っています。
■ザラ・ジャパン
「ZARA」を中心としたファッションブランドを日本国内で展開。繊研新聞が昨年5月に全国の服飾系専門学校の学生を対象に行った「ファッション意識調査」によると、「よく買うブランド」と「好きなブランド」の両方で「ZARA」が1位に。映画「シン・ゴジラ」でも「ZARAはどこ?」というセリフが飛び出てくるほどです。もはやZARAは日本に浸透したといえるでしょう。
関連リンク:【業界最前線ブログ】「ファッション流通の現場」(3)ユニクロ対ZARA
■ストライク<6196>
手前味噌で恐縮ですが、M&Aの仲介を手掛ける我らがストライクも今年7月で創業20年。昨年6月には、東京証券取引所マザーズ市場に上場しました。
関連リンク:M&A仲介3社の決算書分析-日本M&Aセンター、M&Aキャピタルパートナーズ、ストライク
■SOMPOケアメッセージ<2400>
1997年に岡山市にて、介護付有料老人ホームの運営や介護用品の販売などを行う前身会社メッセージが創業。昨年、損保ジャパン日本興亜ホールディングス(現・SOMPOホールディングス<8630>)による公開買付けにより、同グループ傘下となり、現在の社名となりました。
シャープが台湾企業ホンハイに買収されましたが、ホンハイは買収の条件として「40歳以下の従業員の雇用の維持を約束」(言い換えれば40歳以上はリストラの対象に)しているようです。
7月に発表されたソフトバンクによる英国ARMホールディングスの買収額は3.3兆円と英国最大の買収劇となり、未だ話題となっている。今回は闇株新聞のARM買収記事をご紹介したい。