インターネット関連サービスのXTech (東京都中央区)は子会社を通じて、検索サイトやブロードバンド事業を主力とするエキサイト(ジャスダック上場)に対して完全子会社化を目的とするTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。Xtechはサーバーエージェント元専務COO(最高執行責任者)の西條晋一氏が社長を務める。エキサイトは今回のTOBに賛同を表明している。同社は3期連続の営業赤字に陥っており、経営立て直しが急務になっていた。

買付価格は1株875円で、TOB公表前日の終値に対して23.94%のプレミアムを加えた。エキサイトの筆頭株主の伊藤忠商事(所有割合36.73%)、第2位株主のスカパーJSAT(同20%)も買い付けに応募することを決めた。買付期間は2018年9月10日~10月24日。買付代金は最大55億円。

エキサイトは1997年に米国会社の100%子会社として設立。その後、2004年に株式上場した。しかし、主力の検索サイト事業はヤフーなどに押されて劣勢が続き、業績低迷が長期化していた。