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日産自動車がカルソニックカンセイを売却する理由(わけ)

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カルソニック株を米投資ファンドへ売却

日産自動車<7201>は11月22日、連結子会社のカルソニックカンセイ<7248>普通株式40.68%を米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に売却すると発表した。

KKRは傘下の投資ファンドが保有する特別目的会社CKホールディングスを通じて公開買付け(TOB)を行い、残りの発行済み株式についても全て取得する意向だ。TOBの実施は、2017年2月下旬を予定している。

今回の売却理由とは?

日産は、連結決算において約1,140億円の投資有価証券売却益を特別利益に計上する予定であり、今回の株式売却で得た資金を「電気自動車(EV)」、「先進運転支援システム(ADAS)」、「人工知能(AI)」等の研究開発などに投資する方針だ。

カルソニックは、売上高の約84%が日産向け(15年度末時点)を占める日産系列最大の自動車部品メーカーである。今回の日産による保有株式売却により、同社依存から脱却し、他社との提携や新規市場の開拓を通じて規模拡大を目指す。また、製品ごとの寡占が進んでいる自動車部品分野での競争力を高めるため、サーマル機器や空調など得意分野でのシェア拡大を図る。

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