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「日産・三菱自動車 国内取引状況」調査

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※画像はイメージです

「日産・三菱自動車 国内取引状況」調査

 5月12日、燃費試験データの偽装問題で揺れている三菱自動車工業(株)(TSR企業コー ド:290569729、法人番号:7010401029044、本社:港区、東証1部、以下三菱自)は、日産自動車(株)(TSR企業コー ド:350103569、法人番号:9020001031109、本社:横浜市、東証1部、以下日産)と業務提携に向けた基本合意書を締結し、日産を割当 とする第三者割当増資をすることを発表した。

 今回の発表を受け、東京商工リサーチは日産と三菱自の取引状況の緊急調査を実施した。その結果、直接取引がある1次仕入先は日産1,520社、三菱自 1,068社で、2社と取引している先(重複取引)は277社だった。産業別の1次仕入先は、日産、三菱自ともに製造業が最も多かった。資本金別でみる と、1次仕入先では資本金5千万円未満(その他含む)が日産では構成比59.8%(909社)、三菱自で同62.7%(670社)となり、三菱自の仕入先 の中小企業は日産より2.9ポイント高かった。
日産の主導による再建が進んでいくが、業務提携による影響が取引先にどのように波及していくかが注目される。

※本調査は、日産と三菱自(ともに単体)の仕入先、販売先を1次(直接取引)、2次(間接取引)に分けて、企業情報サービス「tsr-van2」の企業相関図を活用し、業種や地区などで集計、分析した。

※1次取引先は直接取引のある取引先。2次取引先は1次取引先と直接取引がある間接取引を示す。

日産・三菱自動車 産業別 1次取引先
産業別 仕入先は2社ともに製造業が最多

 日産の1次仕入先は1,520社。外注など下請が多く占める製造業が691社(構成比45.4%)で最多 だった。以下、卸売業307社(同20.2%)、サービス業他278社(同18.2%)、情報通信業125社(同8.2%)、建設業46社(同3.0%) と続く。1次販売先は366社で、販売店(ディーラー)向けを指す小売業が160社(同43.7%)と最も多かった。

 三菱自の1次仕入先は1,068社だった。日産と同様に製造業が最多で544社(同50.9%)と過半数を占めた。次いで、卸売業232社(同 21.7%)、サービス業他138社(同12.9%)、運輸業48社(同4.4%)の順。1次販売先は305社で、小売業が126社(同41.3%)と最 も多かった。

重複取引先(産業別) 1次仕入先は277社

 日産、三菱自の2社と取引している先(重複取引先)は、1次仕入先が277社だった。このうち、製造業がの 78社(構成比64.2%)が最多で、卸売業63社(同22.7%)、サービス業他17社(同6.1%)の順だった。日産の1次仕入先(1,520社)に 占める重複取引先の比率は18.2%、三菱自(1,068社)は同25.9%となった。

TSR

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