海外M&Aはどうか。最近の動きをみると、2015年に交通機関向け電子チケット発券ソフトを開発する英国Applied Card Technologies(ウイルトシャー)、フランスのソフト開発会社UShare Soft(グルノーブル)を、2016年には米のネットワーク構築会社TrueNet Communications(フロリダ州)、企業向けクラウドサービスのノルウェーSymfoni(オスロ)のグループ4社をそれぞれ買収した...
経営危機のどん底からよみがえった「メガネスーパー」。2017年に持株会社制へ移行し、「ビジョナリーホールディングス」として新たな歴史を刻み始めている。投資ファンドによる再建を果たした同社は、M&Aで新分野を開拓し、次なる飛躍を果たそうとしている
メルコホールディングスはパソコン周辺機器のトップブランド、「バッファロー」を中核会社にグループを形成する。パソコンからスマホ、タブレットに市場が大きくシフトする中、経営は曲がり角に立つ。4月には製麺大手、シマダヤを完全子会社化するのだが…。
クボタが4半世紀ぶりに大規模な広告宣伝活動を展開している。久保田鉄工からクボタに社名変更した1990年以来のことだ。M&Aなどで海外事業が拡大し、売上高の7割近くにまでを海外が占めるようになったため、もう一度日本国内でのクボタの知名度を上げるのが狙いのようだ。