M&A速報

富士通<6702>、富士通フロンテック<6945>をTOBで完全子会社化へ

2020-07-30

富士通は、連結子会社の富士通フロンテックに対してTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。富士通は現在、富士通フロンテックの株式52.99%を所有しているが、全株式を取得して完全子会社化を目指す。富士通フロンテックはTOBに賛同を表明しており、TOB成立後に上場廃止となる見通し。

富士通は企業統治の観点から、上場子会社との資本関係の見直しを進めている。富士通フロンテックは売り上げの4割を富士通が占めるなど事業上のつながりが大きいため、経営を一体化してグループの経営資源の相互活用や意思決定の迅速化を図る。

買付価格は1株当たり1540円。公表前営業日の対象株式の終値1620円に対して4.94%ディスカウントした水準。買付予定数は1133万2597株で、下限は329万6650株。応募株数が下限に満たない場合は買い付けを行わない。買付総額は最大174億5200万円。

買付期間は2020年7月31日から9月14日まで。決済の開始日は9月23日。公開買付代理人はみずほ証券。

関連の記事

関連のM&Aデータベース

No. 開示日 買い手 対象企業・事業 売り手 業種 ▽ スキーム ▽ 取引総額(百万円) ▽ タイトル
1
2018年7月26日
FCホールディングス(合)
未確定
2
2017年11月2日
Lenovo International Coӧperatief U.A.、(株)日本政策投資銀行
富士通クライアントコンピューティング(株)
28,000
3
2017年3月16日
株主
2,573
4
2017年1月31日
新・ニフティ(株)(コンシューマー向け事業を承継)
25,200
5
2018年9月10日
富士通エレクトロニクス(株)
20,543
6
2013年4月30日
日本スパンション(株)
マイコン・アナログ事業(新設会社)
17,300

M&A速報検索

クリア

アクセスランキング

【M&A速報】よく読まれている記事ベスト5