【富士通】M&Aと構造改革を一体で推進、ICTサービスに軸足移す

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富士通の本社があるビル(東京都港区)

パソコン、レノボ傘下で協業の枠組みを保持

「最高のコラボレーションと考えている」。2017年11月、富士通のパソコン事業がレノボ傘下で再スタートすることで最終決着したことについて、田中社長はこう評する。当初は同年3月中の合意を目指していたが、交渉は難航して1年がかりとなった。携帯事業と同様、協業の枠組みをめぐって腐心したとみられる。

 富士通の100%子会社、富士通クライアントコンピューティング(川崎市)にレノボが51%と過半を出資。富士通の出資比率は44%となり、政策投資銀行も5%を出資する...

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