【カゴメ】5年後にはトマトから野菜の会社に
カゴメは2025年の目指す姿として「トマトの会社から野菜の会社に」をビジョン(未来像)として掲げる。今後、野菜関連商品の市場投入とともに、事業拡大のためのM&Aも俎上に上ってきそうだ。
M&A Online
| 2020/10/1
2020.10.01
そして長崎屋買収に続く大きな転機を迎えた。2019年1月に実施した総合スーパーチェーン・ユニーの完全子会社化だ。取引総額は282億円と、現在のパン・パシフィック時代を含めて過去最大のM&Aとなった。
2017年8月にユニー・ファミリーマートホールディングス(ユニー・ファミマHD、現・ファミリーマート<8028>)と資本業務提携したドンキホーテホールディングス(ドンキHD)は、総合スーパー事業立て直しを目的にユニー株式の40%を引き受けていた...
カゴメは2025年の目指す姿として「トマトの会社から野菜の会社に」をビジョン(未来像)として掲げる。今後、野菜関連商品の市場投入とともに、事業拡大のためのM&Aも俎上に上ってきそうだ。
フルサト工業が2020年1月に6日に、ほぼ3年ぶりにM&Aに踏み切った。だが、2020年3月期の業績に与える影響は軽微なため、インパクトは小さい。関心は早くも次のM&Aに移っているとも言えそうだ。