【カゴメ】5年後にはトマトから野菜の会社に
カゴメは2025年の目指す姿として「トマトの会社から野菜の会社に」をビジョン(未来像)として掲げる。今後、野菜関連商品の市場投入とともに、事業拡大のためのM&Aも俎上に上ってきそうだ。
M&A Online
| 2020/10/1
2020.10.01
2007年の年明け早々に買収したのが、1972年12月創業でホームセンターの草分け的な存在であるドイトだ。しかし、同業他社との競合激化と、店舗面積の大型化に乗り遅れたこともあって業績は低迷。2007年1月にドン・キホーテ(現・パン・パシフィック)が、148億5100万円で全株式を取得して完全子会社化した。
ドン・キホーテは当初から「ホームセンター事業に進出するわけではない」と明言...
カゴメは2025年の目指す姿として「トマトの会社から野菜の会社に」をビジョン(未来像)として掲げる。今後、野菜関連商品の市場投入とともに、事業拡大のためのM&Aも俎上に上ってきそうだ。
フルサト工業が2020年1月に6日に、ほぼ3年ぶりにM&Aに踏み切った。だが、2020年3月期の業績に与える影響は軽微なため、インパクトは小さい。関心は早くも次のM&Aに移っているとも言えそうだ。