ドンキホーテホールディングス(HD)は11日、ユニー・ファミリーマートホールディングス傘下の総合スーパー、ユニー(愛知県稲沢市)を完全子会社化すると発表した。株式を追加取得し、現在40%の持ち株比率を100%に引き上げる。取得価額は282億円。買収完了予定は2019年1月中。

ドンキHDとユニー・ファミマHDは2017年8月、資本業務提携し、ドンキHDが総合スーパー事業立て直しを目的にユニー株式の40%を引き受けた。提携を受け、今年2月にはユニーの「アピタ」「ピアゴ」の既存6店舗について、ドンキとのダブルネームによる共同店舗として改装した結果、対象店舗の売り上げがほぼ倍増するなど連携強化に期待が持てる成果が上がっていた。

こうしたことから、ユニー・ファミマHDは経営資源をコンビニ事業に集中するため、残る60%の株式もドンキHDに譲渡する方向で検討していた。

ドンキHDによるユニーの完全子会社に合わせ、同日、ユニー・ファミマHDは持ち分法適用会社化を目的にドンキHDに対してTOB(株式公開買い付け)を実施する計画を発表した。ユニー・ファミマHDは新設する特別目的会社を通じて、最大20.17%の株式(3210万8700株)の取得を目指す。ドンキHDはTOBに賛同を表明している。グループの垣根を超えて連携を強化するのが狙い。

買付価格は1株6600円で、TOB公表前日の終値に対し9.09%のプレミアムを加えた。買付予定金額は2119億1742万円。