【三井製糖】逆風下、新たな業界再編へ「3社連合」を主導
砂糖業界で新たな再編が動きだした。その中心にいるのが業界最大手の三井製糖だ。人口減や健康志向の高まり、人工甘味料の台頭などで砂糖の国内消費量が減り続ける中、「3社連合」で逆風に立ち向かう。
M&A Online
| 2020/6/4
2020.06.04
日本ペイントホールディングス(HD)<4612>は、2020年4月にグローバル本社機能を持つ東京本社を設置し、大阪と東京の2本社制に移行した。新型コロナウイルスの影響で本格稼働は6月となったものの、当初の計画通り東京本社を中心にグローバル事業全体の統括強化や成長戦略を推進する。
同社はアジアを中心に海外での事業展開を積極化しており、東京本社の設置を発表した2019年10月時点での海外売上高比率は71%、海外従業員比率は87%に達していた。
この状況に導いたのは何と言ってもM&Aだ...
砂糖業界で新たな再編が動きだした。その中心にいるのが業界最大手の三井製糖だ。人口減や健康志向の高まり、人工甘味料の台頭などで砂糖の国内消費量が減り続ける中、「3社連合」で逆風に立ち向かう。
共英製鋼が海外M&Aを着実に進めている。2018年2月に2016年以降3件目となるカナダのMCアルタスチールの電炉事業の買収を決めた。 中期経営計画の目標達成にM&Aが果たす役割は大きそうだ。