スポーツ用品メーカーのミズノ<8022>やヨネックス<7906>が、水着やスポーツウエアの素材を用いることで、顔の形にぴったりとフィットし、蒸れを防げるマスクを商品化するなど、スポーツ時でも快適に使用できるように機能性を高めたマスクを投入する企業が相次いでいる。
繊維加工業の早川繊維工業(岐阜市)もその1社で、同社は6月2日に鼻の部分が開く二重構造を採用することで運動時に鼻呼吸が楽な飛沫防止用のスポーツマスク・エアーCを発売した。
ひんやりとした触感ですぐに乾き、紫外線をカットできる生地を使用しているため、夏場のスポーツでの使用が可能で、留め具にシリコンリングを採用することで長時間の使用でも耳が痛くなりにくくした。さらにポリエステル素材のため、洗濯して繰り返し使用しても縮みや型崩れなどがないという。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のためにはスポーツ時であってもマスクが欠かせない。同社の二重構造のようにスポーツ向きの機能を持ったマスクは今後もまだまだ増えそうだ。
文:M&A Online編集部
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