緊急事態宣言が5月末まで延長されたのに伴い、学校の休校がさらに1カ月伸びる見通しだ。全国の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校が臨時休校になったのは3月2日であり、5月末までの休校となれば休校期間は3カ月に及ぶことになる。 

休校当初は学習教材やプログラム教室などの無償提供が相次いだが、最近は出尽くし感がある。5月末までにどのような子供の心をつかむ新サービスを打ち出すことができるか。緊急事態宣言の延長は、新型コロナウイルス感染拡大終息後に向けたビジネスチャンスと捉えることもできそうだ。 

そんな中5月5日はこどもの日を迎える。家の中でどのように過ごすのか。さまざまな取り組みが登場しており、こどもの日ならでは事例を拾ってみると。 

ミュージカルやジャズダンスに挑戦も 

森永製菓<2201>はロングセラー商品「チョコボール」のキャラクターであるキョロちゃんのかぶとが自宅で簡単に作れる工作キットを提供する。 

折り図(PDF)をダウンロードし、自宅のプリンターでA4用紙に印刷したあと、4枚を繋ぎ合わせて、切って、貼り合わせて、折るだけで簡単にキョロちゃんかぶとが完成する。余白に絵を描けば、自分だけのオリジナルキョロちゃんができる。 

音楽制作やイベント制作などを手がけるongaq(東京都世田谷区)は、こどもの日の5月5日10時から17時まで「オンラインレッスンフェスティバル」を開催する。 

0歳から2歳までが対象の「ハッピーリトミック」や、小学1年生から6年生までが対象の「ミュージカルに挑戦!」、小学3年生から中学3年生までが対象の「ジャズダンスでクールにキメよ♪」など全12クラスを実施する。参加費用は1レッスン500円。 

同社は2018年から吉本興業ホールディングス、吉本興業とメディアコミュニケーション、コンテンツ開発で協業している。 

チャンネルアッシュのニュースリリースより

Tシャツを中心とする衣料品や雑貨などを手がけるチャンネルアッシュ(金沢市)は、こどもの日に向けて自社ブランド「OJICO」の公式オンラインショップに親子で楽しめるパズルと塗り絵を掲載した。 

パズルはネット上で、塗り絵はダウンロードして無償で楽しめる。デザインにはTシャツでも人気のダルマや動物、電車を取り入れた。 

同社は「楽しくないTシャツなんて、欲しくない」をコンセプトに子供から大人まで楽しめるTシャツを販売しており、Tシャツ同様、親子で楽しめるコンテンツとしてパズルと塗り絵を制作した。 

こうした取り組みが、それぞれの企業のファンづくりにつながれば、コロナ後の世界は変わってくるはず。どのような変動が起こるだろうか。

文:M&A Online編集部