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ようやく動き出した東芝の原発事業売却

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やっと片付いた東芝の原子力事業

 東芝<6502>を経営危機のどん底に追い込んだ「戦犯」といわれている原子力事業の売却がようやく動き始めた。東芝は2018年1月18日、最大の懸念材料だった米原発大手のウェスチングハウス・エレクトリック(WH)関連資産の譲渡契約を、米大手ヘッジファンドのバウポスト・グループ率いる企業連合と結んだと発表した。同月末までにWHの債権譲渡を完了し、これによる1700億円の売却益に2400億円分の税負担軽減を加えて東芝の資本は4100億円ほど改善する...

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