やはりどう考えても3月29日を境に、東芝の運命は大きく暗転しています。WHの米連邦破産法適用申請は、パニックになっている銀行の要求に簡単に応じてしまったもので、オール日本の利益とまでは期待しなくても東芝そのものの利益も大きく損なってしまいました。
ここで、もうとっくに東芝株式を売却したと思っていたエフィッシモ・キャピタルが、さらに買い増していたようです。4月7日に提出された大量保有変更報告書では持ち株比率が9.84%と前回提出の8.14%から増えています。
エフィッシモはもちろんオール日本の一員として頑張っておられるわけではなく、最後は(東芝経営陣に重大な判断ミスがあったとして)巨額損害賠償請求まで考えておられるかもしれません。違っていたらごめんなさい。
本記事は、2017.4.11公開「闇株新聞」より転載しております。
原子力事業の巨額損失に揺れる東芝が半導体部門の分社化に伴い、東芝から半導体事業の受け皿となる会社となる東芝メモリへ移管される関係会社が判明しました。
ソフトバンクのARM買収に限らず、大型買収には必ず売り手・買い手の双方に複数の「助言会社」がつき、膨大な報酬を山分けしています。今回は闇株新聞のARM買収に関する内幕の話です。