ライザップがアパレル市場に本格進出するワケは?

先日、フィットネスクラブ「RIZAP(ライザップ)」をコア事業とするRIZAPグループ<2928>が、カジュアルウェア販売チェーンのジーンズメイト<7448>TOB株式公開買付け)により子会社化するとのニュースが報じられた。

ライザップグループは2012年からM&Aを活用してアパレル事業への進出をスタート。これまでにも既に、マタニティウェアなどの通販を手掛ける「エンジェリーベ」や、衣料品のインターネット通販事業「夢展望」、体型補整用婦人下着を扱う「マルコ」などを次々と子会社化してきた。

<これまでにM&Aによってライザップグループ傘下となったアパレル系企業>

年月企業名事業内容
2012年4月エンジェリーベマタニティやベビーウェア、雑貨などの通信販売事業
2013年9月馬里邑婦人服の企画、生産及び販売
2014年5月アンティローザ婦人・紳士服の企画販売
2015年3月夢展望インターネット通信販売、雑貨のOEM及び生産管理
2016年4月三鈴婦人服、服飾雑貨の企画、製造及び販売
2016年7月マルコ体型補整用婦人下着、化粧品及び健康食品の販売

M&A Online編集部調べ

2017年2月期も赤字となる見通しで、業績不振が続くジーンズメイトにとっては、救いの手となった今回のM&A。ライザップは、自社のマーケティングノウハウを活かし、ジーンズメイトのブランド力を向上させ、商品力・販売力の強化、事業建て直しを計る。

なぜ、ライザップはアパレル事業への参入を加速してきたのか。そして、今回のジーンズメイト子会社化の背景にはどんな狙いがあるのだろうか。